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経営:めざせ! 付加価値経営〈その3〉 借入元本を返済するために必要な利益は?

2022.11.2

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税務情報

 ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)の利子免除期間(3年)を

経過すると利子を返済していかなければなりません。

また、元本返済の据置を受けている場合は、

その期限に応じて返済が始まることになります。

 現在、資金繰りが安定していても、借入返済の原資を

確保していかなければなりません。

借入返済の原資は「利益」です。

その確保には、①付加価値(限界利益)を引き上げる、

②固定費を極力抑える、この2つの組み合わせによって

黒字決算を実現させることが必要です。

借入返済について、漠然と考えるのではなく、

具体的な数字に落とし込み、返済に必要な目標利益を計算し、

それを目標として取り組みましょう。

税務:令和4年 年末調整はここに注意

 年末調整業務をスムーズに進めるには、事前の準備が大切です。

年末調整の主な申告書として、基礎控除申告書、配偶者控除等申告書、

所得金額調整控除申告書、扶養控除等申告書、保険料控除申告書、

住宅借入金等特別控除申告書があります。

 基礎控除申告書は、年末調整の対象者が必ず記入します。

また、給与収入850万円超で、納税者本人や同一生計配偶者、

扶養親族が特別障害者である、扶養親族が23歳未満であるなどの

条件に該当する場合は、所得金額調整控除申告書への記入が必要です。

 扶養控除等申告書は、扶養親族の異動がないかを確認し、

収入がある場合は所得の見積額を記入するほか、障害者、

ひとり親、寡婦等の該当も記入します。

 年末調整は電子化することで、申告書の記入や計算が自動化され、

手間やミスの削減につながる、控除額の検算や控除証明書との

突き合わせなどの経理担当者の確認作業が不要になる、

など事務負担の軽減を図ることができます。

消費税:ここが知りたいインボイス② どの書類をインボイスにすればよいのか?

 インボイス制度では、書類の名称(請求書、納品書、領収書等)に関係なく、

登録番号や適用税率、消費税額等などの一定の事項が記載されたものが

インボイスになります。

 事業者間取引を行う事業者の場合、通常は、請求書がインボイスになるでしょう。

また、取引の都度、取引先に納品書を発行し、請求書は1か月分をまとめて

発行するような場合には、納品書に一定の事項を記載することで

インボイスにすることも可能です。どちらをインボイスにするかによって、

消費税額の計上時期が異なります。

 インボイスは、レシートや手書きの領収書でも構いません。

小売業など不特定多数の者と取引する事業者は、

インボイスに代えて、記載事項を簡易にした簡易インボイスを発行することも可能です。

気になる点や、お悩みごとがございましたら、どうぞお気軽にお問合せください!
T&A税理士法人スタッフ一同、お待ちしております!

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