2024.02.20
こんにちは。インターン生のYです。
まだ2月ではありますが暖かい風がそよぐことも増え、服飾雑貨店に春物の商品が
並び始めたりと、早くも季節の移り変わりを感じることが増えてきましたね。
3月に大学の卒業を控えている中、残りの自由時間をどのように過ごすかを
昨年の末頃からずっと考えていました。
旅行が好きなので行ったことのない場所へ赴いてみようか、などと思いながら
自室を掃除していたところ、引き出しの奥底にブックカバーのついた本が2冊。
カバーを外してみたところ、ほぼ新品の日本漢字能力検定(漢検)の準一級の問題集でした。
漢字の勉強が好きな私は高校生のときに二級を取得し、準一級も受験しよう!と
意気込んで購入した問題集でしたが、当時は大学受験を控えていたため勉強の余裕がなく、
だからといってすっぱり諦められずに引き出しにしまったものが、約7年前の時を経て
手元に戻ってきたのです。
常用外漢字も試験範囲に含まれるため普段の生活でよく使う言葉はほとんどなく、
実用性だけを重視すると優先順位は決して高くはなかったのですが、学生である今
自分の学びたいとこを学ぶことは有意義なことなのではないかと思い、
この度受験を決意しました。
最初で最後の記念受験だと思いながら始めた勉強でしたが、勉強すればするほど
今まで知らなかった美しい日本語に夢中になり、そもそもが短い時間ではありましたが
あっという間に試験当日を迎えました。
手応えとしては恐らく合格点には達しておらず、悔しい気持ちも確かにあるのですが、
今回の勉強を通して自分の見える世界がより鮮やかに彩られていくような感覚を得る
ことができたので、勉強して良かったと満足しています。
今後は8月の税理士試験に向けて本腰を入れるつもりなのですが、これからも自分の
やりたいことや勉強してみたいことに対し、今回のように長い歳月を重ねてでも
諦めることなく挑戦していきたいと思いました。