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経営:つくってみましょう!「経営計画」

2024.10.3

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税務情報

 「経営計画」と聞くと、「なんだか難しそう」と苦手意識を持つ社長もいらっしゃるのではないでしょうか。

経営計画は、社長が「来期やりたいこと」を数字に落とし込んだものです。

まずは、社長の「来期やりたいこと」を思いつくままに挙げてみましょう。

それが経営計画をつくる第一歩です。

 その上で、「来期やりたいこと」を実現するためには、どれくらいの資金が必要になるかを

会計事務所と一緒にシミュレーションしてみましょう。

そのシミュレーションの元になるのが、

①目標経常利益

②売上高の伸び

③限界利益率(粗利益率)

④従業員給与・賞与の伸び

⑤従業員数――の「5つの質問」です。

「来期やりたいこと」を盛り込んだ、具体的な数字で考えてみると、

取り組むべき課題が明確になってきます。

 来期に向けて、経営計画、つくってみませんか。

税務:「年収の壁」扶養の範囲を確認しましょう

 パート・アルバイトで働く人の中には、自身の年収と配偶者の扶養の範囲を

意識している人も少なくありません。

税金や社会保険の扶養の範囲に影響のある年収のライン、いわゆる「年収の壁」について、

従業員に説明しておきましょう。

 【所得税・住民税】

  ○100万円の壁 ▶ 住民税が課税

  ○103万円の壁 ▶ 所得税が課税

  ○150万円の壁・201万円の壁 ▶ 配偶者特別控除の額が段階的に縮小→0に

 年収103万円以下であっても、給与所得以外に副業等の収入があると、

一定の場合、一時所得や雑所得、譲渡所得となって、所得税が課税される「103万円の壁」等を

超えてしまうことがあるので注意が必要です。

 【社会保険】

  ○106万円の壁 ▶ 社会保険(厚生年金保険・健康保険)の適用

  ○130万円の壁 ▶ 社会保険(国民年金・国民健康保険)の適用

 政府は現在、「年収の壁」を意識せずに働ける環境整備に力を入れています。

これからは、扶養の範囲内で働くよりも、世帯収入を増やす働き方を提案しても良いかもしれません。

トピック:考えてみましょう「デジタル資産」の取り扱い

 経済・社会のデジタル化に伴い急速に増えているのが、「デジタル資産」です。

写真・動画などのデジタルデータもデジタル資産に該当しますが、

中でも注意して管理することが必要なのは、ネット銀行・ネット証券口座の残高、

サブスクリプションサービスの利用料金、FX(外国為替証拠金取引)、

暗号資産などの、金銭的価値のあるデジタル資産です。

 デジタル資産は管理に必要な情報が運用者(本人)に集中しやすく、

他人がその存在や内容を把握することは容易ではありません。

また、FXや暗号資産取引など、金額の大きなデジタル資産は、

税金の申告漏れ等の税務トラブルに発展することもあります。

 デジタル資産の早期・適切な管理は、家族等の負担を減らすだけでなく、

トラブルに巻き込まれるリスクを減らすことにもつながります。

今のうちから、①デジタル資産の内容をリストアップする

②信頼できる存在に共有しておく――といった対策をとると良いでしょう。

気になる点や、お悩みごとがございましたら、どうぞお気軽にお問合せください!
T&A税理士法人スタッフ一同、お待ちしております!

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