2025.03.28
今月の始めに娘が学校からもらってきた“学校だより”は、
「6年生に心から感謝します」という副校長先生の言葉から始まりました。
そこには、この1年間6年生がすすんで行ってきたことがたくさんつづられていました。
私もこの1年、母子分離が難しい娘に付き添って何度も学校に行き、
その度に6年生を目にしてきました。
校門前に立って気持ちの良い挨拶をしてくれたり、
娘に向かって「頑張れ~!!」と声を掛けてくれたり、
雨の日には昇降口で下級生のランドセルをタオルで拭いてくれていました。
この6年生の頑張りは昨日今日始まったものではありません。
毎年毎年、6年生を見て憧れを持った4、5年生が
あんな6年生になりたいと目標にすることで、引き継がれてきた成長なのです。
6年生は何度も学年集会を開き、担任の先生方は目標とする姿と今の自分の姿を問い、
そして日々の行動を価値付け、褒め、励ましてきたそうです。
小学生だけではなく社会人になっても近くに“あんなふうになりたい”と思える人がいるのは
自分の成長を促すうえでとても大切なことで幸せなことなんだろうなと思います。
今月は娘のサポートをしてくれている先生方にお礼を伝える月間でした。
3月でお別れになってしまう方、引き続きお世話になる方、
娘と共に私自身もたくさん支えて頂きました。
「ありがとうございました。」
この季節、皆さんも大切な誰かに伝えてみてください。いつもありがとう、と。