2021.03.1
近畿地方では「お水取りが終わると春が来る」と言われておりますが
この「お水取り」とは 東大寺二月堂で旧暦2月に行われる「修仁会」という法会の中の一行事のことで毎年3月1日から3月14日に行われます。
正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といいます。
「お水取り」の通称は、東大寺領であった若狭の荘園から水を運搬してきたことに由来するそうです。
この行のハイライト、達陀(だったん)の行法、練行僧が長さ6~8メートル・重さ40㎏の大松明を持って走る姿は 奈良の風物詩となっています。
ダイナミックな映像に感動を受けますが、お水取りの目的は仏の前で罪過を懺悔することなんだそうですよ。