2022.09.21
いつもご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、「未利用魚」と呼ばれる魚をご存知ですか?
サイズが規格外だったり、一般に知られていないので買われないといった理由で
市場にあまり出ない魚のことを指します。
気候変動による海水温上昇などの影響で日本の漁獲量が年々減少している中、
解決策のひとつとしてこれまであまり食べられてこなかった「未利用魚」に
注目が集まっているそうです。
これまで捨てられていた「未利用魚」を食べるということは、
食品ロスを減らすことにつながり、漁業従事者から見れば、
これまで廃棄していた魚から収益を得ることが出来るようにもなり
日本漁業の活性化も期待できるというのです。
未利用魚を使用したレストランや漁師から直接購入できる
オンライン産直サービスが展開されたり、串焼きやバーガー、
多様な未利用魚をブレンドしたすり身団子などの商品開発に
力を入れているお店も登場し日本の食卓と漁業の将来を守るため、
未利用魚を積極的に利用しようという動きが出ています。
ということで、私も秋田県の漁師さんに注文してみました。
カナガシラ 5匹、マガレイ 2匹、水ガレイ5匹
ホッケ 3匹、カスベ 2切れが入っていました。
お刺身にしたり煮物や焼魚と、数日間に分けて美味しく頂きました。
開きしか見たことがないホッケを見て、
「ホッケはこんな顔なの?本当にこれがいつも食べてるホッケなの?」と
言っていた娘にとっても良い食育の材料になったのではないかと思います。