2024.09.25
「ケジャン」という韓国料理を知っていますか?
韓国語で「ケ」は「カニ」、「ジャン」は「醤」と書き「しょうゆ」や「みそ」を指します。
ヤンニョムケジャンは唐辛子味ベース、カンジャンケジャンはしょうゆベースのタレに漬けこみ
熟成させ加熱せずに生のまま食べる料理です。
元々大好きな料理で、今年の夏に渡韓した際に絶対に食べたいと思い食べに行ってきました。
韓国では定番の人気料理であるケジャンですが、どのように生まれたかははっきりとわかっていないようです。
ただ、1600年代頃にケジャンの原型と考えられる料理の記録が登場しています。
当時はカニは簡単に手に入れることができ、家ごとに醤油はあったため、ありふれた料理だったそうです。
ケジャンに使われるのは、主にワタリガニ。
ワタリガニの風味ややわらかな身にタレがよく合い、ごはんが進む味わいであることから、
韓国では「ごはん泥棒」とも呼ばれています。
足は胴体の部分からハサミを使って切り離し、手で持って吸いつくように噛みながら
身を押し出して食べるのが一般的な食べ方で、
甲羅の中にごはんを入れてカニみそと混ぜながら食べたりします。
そのごはんを韓国のりで巻いて食べるのも絶品です!!
まだ、食べたことが無い方は是非ご賞味ください。